風邪薬の比較 その2
今回は前回取り上げたパブロンエースProと何かを比較します。
違った系統の方が比較し甲斐があると思って、そんな感じのを選びました。
1日量で比較してみます。
パブロンエースPro | 新コンタック風邪総合 | ||
イブプロフェン | 600mg | 900mg | アセトアミノフェン |
L-カルボシステイン | 750mg | ||
アンブロキソール塩酸塩 | 45mg | 8mg | ブロモヘキシン塩酸塩 |
ジヒドロコデインリン酸塩 | 24mg | 48mg | デキストロメトルファン |
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 | 60mg | 40mg | dl-メチルエフェドリン塩酸塩 |
クロルフェニラミン | 7.5mg | 3.5mg | d-クロルフェニラミン |
リボフラビン | 12mg | 3.5mg | 無水カフェイン |
なかなか比較は難しいですが。。。
解熱鎮痛に関してはイブプロフェンではなくアセトアミノフェンなので、効果は若干劣るような気がするのと抗炎症作用がほぼないのは劣っているかもしれません。ただ胃腸への負担を考えると、十分なのではないでしょうか。風邪だと胃腸が弱りますし。あとインフルエンザの際に、未成年にイブプロフェンを投与するとインフルエンザ脳症のリスクがあるので、安易に奨めない方が無難な気がします
鎮咳に関して、量的に考えればパブロンの方が上だと考えられます。
鼻水に関してはパブロンの方が、d体の量としても多いので効果は強いと思われますが血管収縮薬が入っていないので、どちらもそこまで効果が期待できない気もしますが。
去痰に関してはパブロンエースProの方が最低でもカルボシステイン分は上のでしょうか。ただこいつらはそんなに効くのか?というのが個人的な感想ですが。
それと使える年齢がそれぞれで異なります。
コンタックは7歳以上
パブロンエースProは15歳以上
ジヒドロコデイン、イブプロフェンの有無で変わってきますが、どちらも含有してないコンタックは小学生から使えます。
ふわっとした比較になってしまいましたが、
未成年、胃腸障害がある、眠気が出てほしくないならコンタック
成人で症状がひどいならパブロンエースPro
の方が適しているような気がします。
1.5倍くらいパブロンエースProの方高いのを考えなければ。。。